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体力不足と認知症を予防する健康ウォーキング

終活 2017.12.20

 

先日のコラムに続きまして、

本日は、「体力の衰え」と「認知症」、その両方を予防できるウォーキング法をご紹介いたします。

 

認知症に長く携わっている先生が

「予防のエビデンスとして、より強くでているのが運動です。認知症状態に近い人でも、運動をやっているとその進行がすごく遅くなります。また、アルツハイマー病の発症のしやすさが運動をしない人に比べて30%も減少するとされた調査結果もでています」

とおっしゃっています。

 

認知症予防にとって“運動”は大切な要素です。

その理由は、運動をすることで脳の血流もよくなって神経細胞の動きが活発になるからだとされています。

 

特に、有酸素運動(軽・中度の負荷を長時間継続する運動。ジョギングなど)がより有効だと言われているのですが、それは有酸素運動による脳内の神経細胞への刺激は、海馬の領域で新しい神経細胞を生み出す助けになっていると考えられているためです。

 

そして、この有酸素運動を日常的に行うと、「体力の衰え」を防げますよね。

 

さらに、有酸素運動にある動きを加えるともっと効果が高まるんです。

認知症予防にとって一番効果があると考えられているのが、運動に頭の運動を加えること。

 

そこでお勧めしたいのが、篠原菊紀先生発案の「じゃんけんウォーキング」です。

 

ウォーキングの際の腕振りの動きにじゃんけんをプラスした運動になります。

 

腕が前に来るタイミングでじゃんけんを出して、逆の腕が前に来る際にまえのものに勝つじゃんけんを出します。

例えば、

右手が前にきたときに「グー」を出したら、左手が前にきたときに「パー」。

これをウォーキング中に続けて、時折勝つ手を反対にしてください。

 

「頭と身体を健康に! イキイキ脳トレ体操 (NHKまる得マガジン)」(NHK出版)などでも詳しく取り上げられていますので、ご興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

遺品整理WEST WEB担当