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散骨と九州

葬儀の豆知識 2018.02.02

以前こちらのコラムで散骨をご紹介させていただいたかと思います。

今までの周流であった「お墓に入る」という概念が、少しずつ変わってきている現在。

夫婦が同じお墓に入らずに友達といっしょに納骨する「墓友」や

墓石を必要としないことから「手入れ」の必要がなく

都市部でも気軽にお参りができる「納骨堂」など

多くのお墓のスタイルが確立されてきています。

そのなかの一つが「散骨」。

 

改めて散骨を解説させていただきます。

「散骨」とは遺骨の供養方法の一つで、お墓などに埋葬・納骨するのではなく、海や山、空などに撒いて埋葬するというものです。

海に撒く「海洋散骨」や木の下などに埋葬する「樹木葬」などが一般的です。

今の「散骨」で圧倒的な割合を占めているのが「海洋散骨」となっております。

 

前述しておりますが、

お墓の概念が広がったことで「散骨」に対応してくれる霊園等も増えました。

ですが、「海洋散骨」については海のある地域でしか行えない散骨の方法ですね。

 

遺品整理WESTが主に活動している九州は海に囲まれているため

海洋散骨のポイントも多数存在しています。

 

福岡や長崎、佐賀から出発する船で有明海や日本海、「玄界灘」など、九州地方以外の方も「海に還りたい」と希望する方も

いらっしゃるようです。

 

今現在でも「海洋散骨」を考えているかたも多いのではないでしょうか?

 

「海洋散骨」についてご注意いただきたいのは、

現在法的に認められているわけではなく、

「節度を持って行われていれば遺骨遺棄罪には問わない」という状況で

行われているということです。

今後の「散骨」の動向によっては、“違法”となってしまう可能性もございますので、

「散骨」の情報にはご注目しておいてください。

 

また、「散骨」は通常のお墓以上に費用がかかることもございますので、

費用面にもお気を付けください。

 

遺品整理WEST WEB担当

 

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