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仏壇のあまり知られていない実情

葬儀の豆知識 2018.02.08

先日のコラムでは「お墓」のお掃除についてご紹介いたしました。

多くても年に数度となる「お墓のお掃除」。

できる限り丁寧かつ綺麗にしたいものですよね。

 

そして本日は、より身近なご先祖様の供養の場となる仏壇についてご紹介いたします。

 

・仏壇には2種類ある

子どものころから家に仏壇があったという方は、自分の家にあった仏壇しかイメージできないかもしれません。

実は仏壇には2つの種類に分けられます。

 

檜や杉を使って、漆塗りと金箔仕上げを施している「金仏壇」。

黒檀や紫檀を使って、木材が持つ風合いそのままに作られている「唐木仏壇」

大きく分けてこの2種類です。

 

さらに、宗教や宗派によって仏壇の形が変わってきますので、

実家の仏壇は、ご家族の宗派を表しているものでもあるんです。

 

また、宗派に関わらず仏壇に必ず飾られるが、仏具は香炉・花立て・燭台

こちらの3つの仏具です。

香炉はお線香などを置く仏具。

花立はその名前の通りに花を立てる仏具。

燭台はロウソクを立てる仏具になっています。

 

・仏壇の置き場所

以前の日本家屋には仏壇を置くための仏間が用意されているものでしたが、

ライフスタイルが変わった現代は、仏間を用意している家はあまりありません。

そのため、仏壇を置く場所に悩むことになるのですが、

リビングやダイニングなどの家族が集まる場所に置かれることが多いそうです。

ちなみに、「神棚と向かい合わせにはおかない」などの風習はありますが、

神棚を置く向きには諸説あり、あまり気にしなくなってきているとも言います。

 

最後に、最近ではタンスの上に置く小さな上置き仏壇など

マンションにお住まいの方でも利用できるような仏壇も人気だといいます。

 

仏壇については、掃除の方法や買い替えの手順など

さまざまな情報がございますので、

今後こちらのコラムで取り上げていきたいと思います。

 

遺品整理WEST WEB担当